欧州連合(EU)の執行部局である欧州委員会は2022年11月10日、「自動車から排出される大気汚染物質に関して新たな排出基準を定める規則案」、いわゆる「Euro7」を正式に発表した。 これに対して反発を強めるイタリアは、ドイツとフランスとともに手を組み、Euro 7の見直しを迫る構想を持っているようだ。 ジョルジャ・メローニ首相が率いるイタリアの右派連立政権で経産相を務めるアドルフォ・ウルソ氏は、2月25日、イタリアのTVチャンネル・TGCOM24に出演し、欧州委員会に対して「現実的で具体的、かつ非イデオロギー的」な気候変動対策アプローチを採るように呼びかけ、ドイツやフランスと協力してEuro
EUの次期排ガス規制案になぜか猛反発するイタリア、その本当の理由
極右ポピュリストのメローニ首相の狙いは産業界と支持者向けのアピールか
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