建築物や住宅を設計する建築家は、映画やテレビドラマの中でどう描かれているのか。憧れ? 独りよがり? 日常とは隔絶した存在?──そんな前振りで2年半ほどあるWebサイトで連載してきたコラムが書籍になった。日経BP日本経済新聞出版から2023年3月13日に発売される書籍『シネドラ建築探訪』だ。文章とイラストをいずれも筆者(宮沢洋)が担当した。「シネドラ」というのは筆者の考えた略語で、「シネマ(映画)&テレビドラマ」のことだ。元・建築雑誌編集長で現在は「画文家」を名乗る筆者が、名セリフのイラストとともに、共感や現実とのギャップをつづったもの。住宅関連情報のサイト「LIFULL HOME’S PRES