韓国最大の通信会社であるKTが一度決めたCEO(最高経営責任者)人事を撤回して選考をやり直すことになった。 尹錫悦(ユン・ソギョル=1960年生)政権の「強い意向」が背景にある。銀行に次いで経営トップ交代の嵐が吹き始めた。 KTは日本のNTTのような企業だ。通信事業を独占する公企業だったが2002年に民営化した。 このKTが2023年2月10日にホームページ上で公開した「求人」案内が韓国で話題になっている。 募集するのは、「最高経営者(代表理事、理事は取締役に相当)」だ。 売上高25兆ウォン(1円=9.5円)、時価総額9兆ウォンの巨大企業のCEOを公募するということだ。 応募資格として挙げたの
韓国の通信最大手KT、異例のCEO選び直し
政府が強烈な改革要求突きつけ、銀行に続き屈服
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