トヨタ自動車の豊田章男社長が1月26日、自動車製造世界最大手のキーをナンバー2の佐藤恒治氏に譲ると発表した。 その理由を知りたければ、トヨタが初めて作った「レクサス」の電気自動車(EV)にこの2人が試乗している2021年のシュールな動画を見るといい。 ハンドルは豊田氏が握っている。初めのうちは、EVのことを少し疑っている様子が見て取れる。 運転しているときの感じがちょっと重いという感想を口にする。そしてアクセルを踏み込み、車が一気に加速すると、映画トップガンの興奮しきったパイロットのように歓喜の声を上げる。 気恥ずかしくなる動画だが、的を射ている。 トヨタは多くの人からEVで出遅れていると思わ
米テスラを追い抜く中国BYD
中国流のカイゼン、世界の自動車メーカーは要注意
2023.2.6(月)
The Economist
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