韓国ではやはり日本をネガティブに語ること、つまり反日志向が一種のファッションなのか、と実感した。 普通なら日本には直接の関係のない物語でも、やや不自然な形で日本をどこかに登場させ、悪役とする。そんな傾向が韓国にはあるようだ。韓国社会での日本という存在は、本音はどうあれ、一般の韓国民にとってはとにかく一応はけなしておく、批判的に言及する対象のようなのである。 こんなことを最近、話題の韓国映画を東京で見て実感させられた。その日本の悪役としてのけなし方は幼稚さをも感じさせられ、苦笑してしまった。 2023年1月末の時点では、東京の盛り場に行くと韓国からの観光客が目立つ。銀座、表参道、新宿など、どこへ
そうせずにいられない?話題の韓国映画があえて盛り込んだ「反日」要素
「非常宣言」で冷酷な悪役として描かれた日本
2023.2.1(水)
古森 義久
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