中国山東省の小都市、海陽市の海岸に点在する高層住宅から判断するに、碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)の見通しはかなり厳しい。 同社は売上高で中国最大の不動産開発業者だが、ビーチに面したマンションはほとんど売れていない。一握りの高層ビルは建設途中で止まっているようだ。 とがった屋根の建物が並ぶドイツの村を模した一角には商店やレストランがあり、多少の華を添えている。 だが、こちらも空っぽに近い。同社の住宅販売の失敗は、2022年上半期の利益がほぼ丸ごと消え失せたことで明らかになった。 そのような困難に直面した中国の不動産デベロッパーは碧桂園だけではない。 2022年に中国で販売さ
中国は不動産危機を克服できるか?
救済に動く政府、人口減に転じたタイミングで難しいかじ取り
2023.2.1(水)
The Economist
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