『週刊朝日』が2023年5月いっぱいで休刊することが発表された。1922年創刊で、今年101年目の老舗週刊誌。といっても、紙の雑誌市場の縮小ぶりは出版業界以外の人も感じていると思うので、それほど驚かないのかもしれない。ただ、私(宮沢)にとって『週刊朝日』の休刊は特別な感慨がある。今の私の価値の半分くらいを、この雑誌が育ててくれたと言っても過言ではないからだ。 ぶっちゃけ、記事はほとんど読んでいなかった。買って読んでいたのは巻末から数ページ目にある「山藤章二の似顔絵塾」という投稿コーナーだ。 私は中学2年生くらいからこの欄に投稿していた。さらに遡ると、小学校高学年からハガキに似顔絵を描いては、『月
休刊『週刊朝日』の似顔絵塾、特待生の私が思う「建築雑誌との相似性」
数に制限のある紙媒体だからこそ、不掲載作品が次のチャレンジにつながる
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