ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナへの戦車支援をめぐって米国とドイツが正面衝突している。 ドイツ西部にあるラムシュタイン米空軍基地で1月20日、ロイド・オースティン米国防長官(軍人出身)などおよそ50か国の代表が参加して、ウクライナへの軍事支援について協議する会合が開かれた。 焦点となったのは、欧州各国が保有する攻撃力抜群のドイツ製戦車、「レオパルト2」(1両574万ドル=約7億4000万円)をドイツはじめ保有国がウクライナへ供与するかどうか、を決めることだった。 8回行われた会合でも結論は出なかった。 実は、ポーランドはすでに供与することを表明、フィンランドもドイツ政府の許可が得られれば、
米独が主力戦車をウクライナに供与できない本当の理由
2月以降の大攻勢に向けて安堵の色隠さないプーチン
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