中学入試のシーズンに突入しているが、最近の学校選びで保護者らが注目しているのは、意外にも偏差値や大学への進学実績ばかりではない。 いまの子どもたちが巣立つ時代は、社会、ビジネスにおいて不確実性の高い「VUCA時代」と言われる。そのため、保護者の意識も、これまでなら付属校選択を含めて「○○大学に進ませたい」と大学進学が学校選びの主要指標だったが、ここへきて大学の先、社会で働くことまでを視野に入れ、「何かスキルを身につけさせたい」という考えに変わってきている。 それは、わが国の経済や政治、国際関係などが停滞していることを反映して、子どもの将来が厳しい環境になると認識していることの表われでもある。
中学受験の学校選びが「偏差値」や「大学進学実績」重視でなくなってきた理由
グローバル、STEAM、探究、教科横断型教育で注目される「4校」の実力
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