2023年の1月1日の朝鮮労働党の会議で「偵察衛星を最短期間で打ち上げる」ことが報告された。 だが、十分な実績もない北朝鮮(北)が、偵察衛星の打ち上げで必要な機能を備えられるのか、多くの疑問がある。 偵察衛星について、北の朝鮮中央通信によると、「12月18日に偵察衛星に関する“重要な最終段階”の実験を実施した、そして、今年4月までに偵察衛星1号機の準備(打ち上げのことか?)を完了させる」という。 偵察衛星の開発は米国と同盟国の軍事行動に関する情報をリアルタイムで収集するためだとしている。 北が偵察衛星の準備を完了させると言っているさなかの12月26日、偵察用とみられる無人機5機が軍事境界線を越