今年の日本政治はどうなるのか。焦点は、問題だらけの岸田文雄政権がいつまで続くのか――に絞られてくる。 昨年末の「防衛増税」に関しては、岸田政権に甘かったマスコミもさすがに「これはただ事ではない」と、その悪質さに気づき、慌てて猛批判を開始した。だが、時すでに遅し。鈍感力の塊である岸田首相はよほどのことがない限り、今年も来年も首相の座にいる公算が大きい。 衆院の解散がなければ、大型国政選挙は2025年の参院選までないからだ。今年4月の統一地方選で大負けすれば政局になる可能性は否定できないが、政権瓦解までもっていくのは至難の業である。国民の信を得られていない岸田政権を倒す方法はただひとつ、反主流派を
防衛増税で国民を裏切った岸田首相、「聞く力」に騙されたメディアは猛省せよ
閣僚ドミノ辞任でも倒閣運動の兆しなし、引導渡せるのは「あの男」しかいない
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