岸田政権が「人への投資」を掲げるように、人材の大切さが毎日のように訴えられていますが、学生にとって社会への入り口となる就職活動では課題が山積したままです。 そうした中、11月には採用選考のウェブテストで「替え玉受験」をしたとして、学生になりすました人物が逮捕され、容疑者が関西電力という有名企業の社員だったことも話題になりました。 就職活動をめぐる狂騒曲が鳴り響く中、様々なニュースが飛び交っていますが、大事な問題が忘れられていると感じています。 それは、会社と若手社員のミスマッチの多さです。 厚生労働省が発表している「新規学卒者就職率と就職後3年以内離職率」のグラフを見ると、大学卒の新卒社員が入