今後、ベラルーシがロシアのウクライナ侵攻に加わり、本格参戦するならば、大きな火種になるでしょう。 12月19日、プーチン大統領はベラルーシを訪れ、ルカシェンコ大統領と会談しました。会談後、ルカシェンコ大統領は今後3年間にわたり、ロシア産天然ガスを廉価で輸入する点で基本合意したと述べ、ロシアとの軍事合同演習を継続していくとも伝えられています。 1994年以来、ベラルーシではルカシェンコ大統領の独裁政権が続いており、2020年、不正選挙に反発した国民が大規模な反政府デモを起こしました。 また、このウクライナ戦争において、ルカシェンコ大統領がロシアに追随していることに対し、国民の不信感は募る一方です