パーソル総合研究所が 2022-2023年の人事トレンドワードを発表した。その中のトップ3は「人的資本経営」「DX人材」「テレワーク」と、企業経営にかかわる人であれば、誰もが知っているであろう言葉だった。 もっとも、日本では毎年繰り返される重要な人事テーマが単なるトレンドワードとして消費されて終わり、次のトレンドワードが登場する傾向がある。 最近では「心理的安全性」「働き方改革」「ウェルビーイング」「1on1ミーティング」「HRテック」や「人事データの活用」などの言葉がそうだ。 このような状況に批判的なわけではないが、魅力的なトレンドワードとして消費される割には、会社における人事や人材マネジメ