12月7日から3日間にわたり、中国の習近平国家主席がサウジアラビアのリヤドを訪問。サルマン国王とその息子で同国の実質的権限を握るムハンマド皇太子と面談した。 サウジアラビアにとって中国は最大の石油輸出相手だ。石油の安定的供給への見返りに、中国からのインフラ投資、技術移転などの取り決めがなされた。 サウジアラビアだけでなく、湾岸協力会議(GCC)と呼ばれるクウェート、カタール、UAE、バーレーン、オマーンの首脳、さらにエジプトなどその他のアラブ諸国の首脳とも会談した。「中国・アラブ首脳サミット」の歴史的な第1回がリヤドで開催されたのだ。中国とアラブ諸国という2つの巨大経済圏が、関係を一気に強める
西側に対峙する「似たもの連合」、中国のアラブ接近で国際力学はどう変わる
米国のプレゼンス後退、その間隙を縫う習近平
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