あと2週間で新しい年を迎えるというのに、ウクライナ戦争は終わる気配はない。それどころか、アメリカとの代理戦争の様相がますます色濃くなってきた。また、ロシアが敗北した場合にプーチン大統領がベネズエラに亡命するなどという報道まで出てきた。 しかし、私たちが接する報道は主としてアメリカ・ウクライナ側のものであり、ロシアが情報操作をしているように、西側もまた同じような操作をしている。 そこで、原点に戻ってこの8カ月の戦争を振り返り、今後の展開を考えてみたい。 数日のうちにキーウを陥落させ、ゼレンスキー体制を崩壊させ、傀儡政権を樹立するというロシアの目論見は、見事に外れてしまった。それは、ロシアの諜報能
【舛添直言】ウクライナ戦争、「ロシア敗北」を期待するのは早すぎる
プーチン亡命計画や弾薬枯渇説も流れるがロシアの継戦能力を侮るべきではない
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