何が何でも「札幌」で押し切りたいということなのか。2030年の冬季五輪・パラリンピック開催地決定時期について、IOC(国際オリンピック委員会)が12月6日の理事会で再び延期を決めた。 再延期の理由は、温暖化に伴う気温上昇によって冬季五輪の開催可能な都市が減少していることから、選定作業の抜本的な見直しを時間を費やしながら検討していくためとしている。30年冬季五輪の開催地が正式に決められるIOC総会は今年10月にも開催時期を「来年5~6月から同9~10月に延期する」と発表しており、これが2度目の延期となる。しかも今度の延期は無期限だ。 冬季五輪開催地のあり方を議論する流れの中で浮上してきているのが
IOCが開催地決定を無期限延期しても30年「札幌冬季五輪」に決めたい事情
札幌が大本命なのに盛り上がらない招致ムード、局面転換のための時間稼ぎか
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