11月26日に実施された台湾統一地方選で、与党・民進党が大敗した。そして蔡英文氏(総統)は党首を辞任すると表明した。 今回の選挙結果に親台湾路線を推し進めてきたジョー・バイデン政権はショックを受けている。 ショックのあまり、コメントすら出せずにいる。そうした中で米国の台湾政策のエキスパートたちは、選挙結果をどう見ているのか。 2つの見解が交錯している。 選挙結果に驚くものと、「恐れていたことがいよいよ起こった」というものとに分かれている。 共通しているのは、「すでに死んだと思っていた国民党の復活」だ。裏を返せば「日本の自民党のように未来永劫一党支配を続けるかに見えた民進党の破綻」である。「20
台湾統一地方選、与党敗北でどうなる中台関係、米専門家はこう見る
米国は「さらば蔡英文、歓迎・蒋万安」で台湾海峡現状維持模索?
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