米テスラのCEO(最高経営責任者)イーロン・マスク氏が10月にツイッターを440億ドル(約6兆2000億円)で買収しました。 この資金をマスク氏の個人資産で賄ったことに目を見張りましたが、それよりも買収手続きが完了した早々に、約7500人いる社員の半数を解雇したことに驚きました。 その後も、「長時間労働に同意するか、退職するか」の選択を社員に迫るなど、苛烈な施策を繰り出しています。ツイッターと同様に、アマゾン・ドット・コムやメタ(旧フェイスブック)でも11月に相次いで1万人規模の大量解雇を発表しました。 これほど厳しい経営判断は日本ではありえないことで、日米の違いを感じさせられる事象です。自由