トヨタ自動車やNTTなど国内企業8社が出資し、次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が設立された。 日本は半導体における国際競争に敗れた結果、半導体を国内製造するのが難しい状況となっている。特に最先端半導体の多くが台湾製であり、台湾の場合、中国による侵攻リスクがあることから、有事の際の調達リスクが以前から指摘されていた。 政府は4000円億円を投じ、台湾TSMC(台湾積体電路製造)の工場を国内に誘致している。だが、同社が建設した工場は最先端の製造プロセスではなく、1世代あるいは2世代前の技術(22~28ナノメートル:ナノは10億分の1)である。 DRAM(短期記憶用半