意識を観念という見方で把捉したならば、最初の存在が意識で、私たちは世界を自らの意識を通して認識している。 それは目や耳など感覚器官が、色や声など、それぞれ別々に認識するのに対し、意識は対象を概観して判断して、結論づける。 古代ギリシアの哲学者・プラトン(紀元前427-紀元前347)は「肉体は魂(意識)の牢獄である」と、人間の魂は肉体という牢獄に繋がれた囚人のようなものである、と言った。そして、「肉体は自身そのものだが、本質の自分とは肉体ではなく魂(意識)である」「私たちの思惟が最も働くのは、魂が聴覚、視覚、苦痛、快楽といった肉体的なものに煩わされず、真実を追及する時である」「魂は不死なるもので
釈迦の言葉なき説法「心を以て心に伝う」その内容とは
空海「法力に遠近なし」と一致する「量子もつれ」のホログラム
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