中央政界でも迷走と空転が続く自由民主党ですが、ついに地方では機能不全に陥っている例が明らかになりました。 11月20日に告示された東京都小金井市長選挙です。 小金井市の前市長が市立保育園の「廃園」を巡って混乱を生み出し、自分は辞職し市長選には立候補しないという、いわば「市政の投げ出し」を行った事実は、本連載でもすでに取り扱った(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72243)通りです。 そんなことから推移を見守っていた「小金井市長選」でしたが、図らずもそこから見えてきたのは「自民党の動脈硬化」という、全く別の現実でした。 まあ端的には自民党ですが、正確に