世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題が表ざたになって以降、ある飲料メーカーからこんな相談が寄せられました。「イベント協賛としてドリンク提供の依頼があったが、依頼主を確認したらちょっと怪しげな宗教関連団体だった。取引しても大丈夫だろうか」 これは判断が非常に難しい問題です。まず、怪しい・怪しくないという線引きが不明確です。どこからが怪しいのか、どこまでが怪しくないのか。はっきりとした区別はできません。 メーカーにとっては、新たな販路開拓のチャンスでもあります。商売のことを考えれば、多数の潜在顧客が向こうから舞い込んできたようなものです。 多少怪しげだからと言って、チャンスをみすみす逃してしまう