北朝鮮は、11月3日にICBM「火星17号」の実験を実施した。 結果は、高度約2000キロで飛翔距離は750キロであった。この11月3日の実験は、3月24日と11月18日の結果などから見れば、失敗の可能性が高い。 11月3日というのは、中国の党大会の閉幕(10月22日)と、米国中間選挙(11月8日)の間だ。 北朝鮮は、核実験の準備は終了しており、中国の党大会に影響を与えず、また米国に対して核の抑止力を見せつける意味から、この間に核実験をする可能性が高かった。 だが、核実験はまだ実施されていない。 11月3日に火星17号の実験が成功していれば、11月8日の米国中間選挙までに核実験を実施する可能性