世界経済を揺るがしている米国の利上げ。その今後を左右する10月の米消費者物価指数(CPI)が11月10日に発表され、市場が大きく動きました。 10月のCPIは前年比7.7%の上昇と4カ月連続で上昇率が鈍化しました。「インフレは勢いを弱めている→米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げペースを減速させる」という連想から、長期金利が低下し、株価は急騰する展開となりました。 値動きが激しかったことからCPIの発表後のことばかり注目されますが、実はそれ以前から米国株、なかでもダウ工業株30種平均株価は底堅い動きをしていました。そこに今回の発表が加わったことで、9月末のボトムに比べると、11月16日までダ
エネルギー価格再上昇で2桁インフレも、米原油備蓄の「のりしろ」はわずか
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