身長とは逆に体重の重い関取は、飽食の時代と言われる最近の力士ばかりなので、多くの相撲ファンには馴染みのあるしこ名が並ぶ。 ベスト10のうち小錦、武蔵丸、曙、大喜がハワイ出身、逸ノ城がモンゴル出身と外国人力士が半数を占めている。 そんな中、日本人最高体重を記録したのが山本山だ。日大相撲部出身だが、付け出し資格*1を取れず、平成19(2007)年1月場所に前相撲からのスタートとなった。 新弟子検査では史上最高体重となる233kgを記録した。身長は191cm。平成20年9月場所新十両、平成21年1月場所新入幕と順調に出世し、最高位は前頭9枚目。巨体と明るいキャラクターで人気力士となったが、左膝を痛め