山では秋の紅葉シーズンが本格化している。日没が早く、高所では降雪や凍結もみられるため、紅葉シーズンの遭難による死亡事故は夏山の2倍以上とも言われている。そうしたなか、10月に入ってから各地で山岳遭難が相次いでいる。登山者が多い長野県の主な遭難例をみてみよう。【10月3日】北アルプス 爺ヶ岳(51歳男性/転倒、負傷) 【10月4日】北アルプス 白馬岳(79歳男性/滑落、死亡) 【10月7日】北アルプス 北穂高岳(72歳男性/滑落、死亡) 【10月12日】北アルプス 前穂高岳(72歳女性/滑落、負傷) 【10月15日】鬼面山(77歳男性、70歳女性/道迷い、無事救出) 【10月16日】大