日本政府がアメリカ政府との間でトマホーク長距離巡航ミサイル(以下「トマホークミサイル」)を輸入調達する交渉を行っていると報道されている。 筆者はトマホークミサイルをアメリカから輸入するアイデアをしばしば論じてきた(参照:2013年1月8日・1月17日の本コラム、2015年発行の拙著『巡航ミサイル1000億円で中国も北朝鮮も怖くない』など)。だが、それらの拙論を記した時期から長い年月が経過してしまった。 当時は、日本が大量の長距離巡航ミサイルを配備すれば、中国や北朝鮮などの対日ミサイル攻撃に対して“最小限度の抑止効果”を期待できた。しかし、日本自身がそのようなミサイルを開発し大量生産を開始するに
日本の「トマホークミサイル購入計画」を大歓迎するバイデン政権の胸算用
アメリカの思惑通り、軍需産業が潤い日本が中国の矛先に
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供