「こちらはUDトークと言いまして、(タブレット端末で)音声を拾ってこのように文字に起こして表示してくれます。聴覚の障害のある従業員とは、普段はこちらを使用してコミュニケーションをとっています」 大分県別府市にあるオムロン太陽は、社員と工場の従業員約120人のうち、障害のある人が半数以上を占める。さまざまな障害のある人が生産ラインごとにチームを構成し、ソケットやスイッチ、センサーなどの電気機器を製造している。 2022年4月には設立50周年を迎えた記念行事として、社員や従業員が自ら業務内容や働き方について説明する特別工場見学会「はたらくひと見学」が開催された。普段の見学では、訪れた人はガラス越しに
障害ある人に合わせた職場はこうつくる、50年蓄積したオムロン太陽の知見
日本初の障害者福祉工場が伝える東京パラリンピックのレガシー
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