坂本弁護士一家殺害事件が発生してから、もうすぐ33年になる。 1989年11月4日午前3時過ぎ、オウム真理教の信者6人が横浜市磯子区のアパートに押し込み、就寝中の坂本堤弁護士(当時33歳)と妻の都子さん(当時29歳)、それに1歳2カ月だった長男の龍彦ちゃんを殺害して、遺体をそれぞれ新潟、富山、長野の山中に埋めて遺棄した。 年号で言えば、平成元年に起きた事件。遠ざかる記憶を呼び覚ますためにも、少し事件を振り返ってみる。 その年の8月にオウム真理教は宗教法人として認証された。ところが、その一方で親との縁を切ることを条件に教団に出家してしまった子どもたちや、高額なお布施を請求する「イニシエーション」
坂本弁護士一家殺害事件から33年、「解散命令」後も資産13億円のオウム残党
巨額資金をため込みながら被害者・遺族への賠償には知らん顔
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