ロシアは10月26日、ウラジーミル・プーチン大統領の指揮で、ロシア軍の陸海空の核戦力部隊が核搭載可能なミサイルを発射する演習を実施したと発表した。 演習では、多弾頭ICBM(大陸間弾道ミサイル)「ヤルス」を極東カムチャッカ半島の標的に向け、露北部アルハンゲリスク州のプレセック宇宙基地から発射したという。 また、同じ標的に向けてSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を北極圏のバレンツ海から、巡航ミサイル(ALCM)を戦略爆撃機「Tu(ツポレフ)-95」が発射したという。 ロシア国防相はこの演習について、「敵の核攻撃に大規模な攻撃で報復する想定だった」と説明している。 また、ロシアのセルゲイ・ショイグ