10月8日にクリミア大橋が爆破され、ロシアはその報復としてウクライナ各地にミサイル攻撃を行い、数十人の一般市民が命を落とした。戦争の無残さを象徴する出来事である。 ロシアの専門家によれば、ウクライナ侵攻が思ったような成果を上げられず、ロシア国内ではウラジーミル・プーチン大統領に対する対外強硬派からの突き上げが厳しくなっているとのこと。 そうした国内事情を背景に、プーチン大統領は9月30日にウクライナ4州(ドネツク州、ルガンスク州、ザポリージャ州、ヘルソン州)の併合を宣言した。 その行動がクリミア大橋の爆破を招き、今回の惨事につながった。 そもそも2月24日のウクライナ侵攻自体がプーチン大統領の