万事整然と行われる行事になる。10月16日から中国共産党の幹部が北京の人民大会堂に集まり、5年に1度の党大会を開催する。 ティーカップは一つとして乱れることなく配置され、抗議のささやき声すら聞こえないだろう。 中国共産党は昔から、何もかもコントロールすることに執着してきた。だが、習近平国家主席の指揮下で、この執着が一層強まった。 中国は代々の指導者の下で30年間にわたって改革開放路線を進めた後、多くの意味において習氏の下で閉鎖的になり、独裁色を強めた。 監視の範囲が広がった。検閲が強化された。 民間企業では、内部に設けられた党支部がその力を誇示している。党の権力支配を守ることが、どんな問題より
共産党大会、中国の新たな章の幕開け
習近平のワンマン支配、国は弱くなり、より危険な存在に
2022.10.17(月)
The Economist
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