前編「核融合開発は『エネルギーのアポロ計画』、政府は2兆円を投じ実用化を急げ」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72200)から読む どこに立地するかが問題ですが、最近、米国エネルギー省が「石炭から原子力へ(Coal To Nuclear、C2N)」という報告を出しました。石炭火力発電所の跡地に原子力発電所を立地するというものです。大型の軽水炉でリプレースしてもよいし、小型モジュール炉(SMR)などの小型の革新型原子炉でもよい。 メリットは、既存の送電インフラなどが使えてコストダウンになること、電力需要が確保されていること、地元の雇用が継続するので政治