「信教の自由を保障する観点から宗教法人の法人格を剥奪するという極めて重い対応である解散命令の請求については、判例も踏まえて慎重に判断する必要がある」 これは5日から7日にかけて、衆議院と参議院で行われた代表質問で、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題をめぐり、宗教法人法に基づく解散命令を請求すべきとする野党からの相次ぐ質問に、岸田文雄首相がひたすら繰り返した答弁だ。 これからわかることはふたつ。ひとつは、岸田首相の認識が間違っていること。もうひとつは、統一教会を解散させる気がないことだ。ひょっとすると、統一教会からなんらかの圧力でもかかっているのかも知れない。そう勘繰られても仕方のないよう
これが実態、「聞く力」は聞き流すだけ、「丁寧な説明」は同じ文言の繰り返し
ソフトで理性的なイメージは表面だけ、統一教会問題では支離滅裂な岸田首相
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