本当にやる気があるのだろうか。 日韓関係の改善についてである。岸田首相は、10月3日に開かれた臨時国会で所信表明演説を行った。そのなかで韓国について語った言葉が、韓国メディアにより一斉に、しかも比較的大きく報じられた。「韓国は重要な隣国、緊密に連携していく」という比較的コンパクトな言葉だった。 そんな風に報じられると、まるで日韓関係の改善に何らかの動きが出てきたように思えてしまう。実際に朝鮮日報は「日本政府にも姿勢変化の兆し」と見出しに付け加えている。 韓国にいると、日韓関係改善に関する報道が何かと騒がしい。9月には、ニューヨークで開かれる国連総会で日韓両首脳の出席が予定されていると報じられ、
口先だけの「日韓関係改善」、岸田首相と尹錫悦大統領では夢のまた夢
見えてこない「本気」、支持率低下でそれどころではない?
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