韓国の野党第一党「共に民主党」(以下「民主党」)による常軌を逸した尹錫悦政権“攻撃”が始まった。 民主党は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の英国、米国(国連総会)、カナダ歴訪を「失敗」と断定、これを「外交惨事」としてその責任者である朴振(パク・チン)外交部長官を解任する決議を国会において単独で可決させてしまった。国会議席の過半数を握る民主党の、数を頼んだこの行動に対し、主要メディアばかりか、革新系の野党「正義党」も批判を展開している。 今回の民主党の行動は、尹錫悦大統領外交について事実確認を行わないまま、外交惨事と断定し、国内政治に利用したものである。これは決して韓国の国益に沿うことではない