──『熔ける 再び』で、刑期満了後に再びカジノに足を運んだことを書かれていますが、1カ月ぶっ続けでバカラをやってギャンブル熱が冷めたそうですね。今はもうカジノに行きたいという気持ちはないのですか。──井川さんの中でどのような変化があったのでしょうか。──単に「勝って嬉しい」ではないんですね。──その感覚はよくわからないのですが、一種のマゾなんですか。──自分のお金が一瞬でなくなったとき、ショックを受けつつもちょっと興奮を覚えたりとか。──その快感を求める気持ちが今はもうなくなった。──ひいおじいさんも博打好きだったと書かれていますね。──それを受け継いでしまった?──要は、カジノに通い詰めたのは
100億円をカジノで失った井川氏、「暴君」だった父親に今だから言えること
『熔ける 再び』で綴ったギャンブルとの決別と父への思い
2022.10.5(水)
鶴岡 弘之
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