まずは冒頭。『アンナ・カレーニナ』の主人公でもあるアンナとヴロンスキーが出会う前に、貴族の箱入り娘、キティという女性が登場する。このキティの両親が、彼女の婿候補を巡って夫婦喧嘩する場面は、思わず秋篠宮家かと思って笑ってしまった。 キティはイケメン、ヴロンスキーにぞっこん。しかし、キティのパパはキティがイケメンになびくことに大反対で、真面目男のリョーヴィンを評価している。 娘の父親というのは、基本イケメンが大っ嫌い。パパはイケメンのヴロンスキーを「しゃれ者」「お調子者」と呼び、婿候補として良く思っていない。それに対して、ママのほうはイケメン「推し」だ。 これは結婚前の娘がいる「家庭あるある」で、