先日、韓国中部の地方都市で、20代の男性が「就職先が見つからない」と家族に悩みを打ち明けた後、自宅から失踪。その後、死亡しているのが見つかり、警察は自殺と見て死因を含め捜査をしているとのニュースがあった。韓国では、こうした学生や20代の若者が学業や就職を苦に命を絶つケースが後を絶たない。 日本でも若者の自殺は深刻な社会問題になっているが、日本ではいじめやパワハラなど人間関係の悩みによる原因が多いという印象だが、韓国の場合は進学(学業)や就職といった進路に関する悩みによって命を絶つケースが多い。 韓国では、時として学歴や家柄を「黄金チケット」や「金の匙」などと称する。そして、「名門大学を出て優良