「暑い夏に窓も開けられない」「2分半に1度の騒音で身も心もズタズタだ」 2020年3月29日に羽田空港の新たな飛行ルートが始まってからもうすぐ2年半となるが、住民から上がるこんな悲鳴に国は何の対策も講じずにここまできた。 増加を続けるインバウンド(訪日客)への対応と東京五輪・パラリンピック開催に向けた羽田空港の受け入れ強化のため、東京都心上空を着陸時の飛行経路に使う。安倍政権の意向を受け計画されたものだ 住宅密集地の都心上空を飛べば騒音問題が起きる。また機体からの落下物があれば大きな事故につながりかねない。リスクを避けるためにこれまで羽田の飛行ルートはできる限り海上が使われてきた。 都心を飛ぶル