私は30年前にゴルバチョフ氏を「取材」しました。1991年12月のソ連解体で国家元首の座を追われた翌年4月に来日し、東京ディズニーランドを訪問した際、テレビ朝日のニュース番組のスタッフだった私は、ハンディカメラで夫妻を追いました。 報道カメラマンは定位置で制限があったので、客として「自由に動ける別動隊のカメラマンになる」とのミッションです。騒然とした大勢の客に阻まれ難儀しましたが、一度だけ10mくらいの距離まで近づけて、当日の夕方のニュースで「独自」の映像を数秒間使ってもらいました。 ソ連の指導者が、退任後とはいえ、自由主義社会の象徴であるディズニーランドにいることに温かい感情が湧いたのを思い
ゴルバチョフ死去で考える、リーダーシップ理論に見る「あるべき」リーダー
「目標達成機能」の高い剛腕指導者ばかりに期待すると落とし穴にはまる
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