2040年に“純電動化”100%を目指すと宣言したホンダ。今春にはソニーとの電気自動車の開発協業を発表、また中国では小型SUV「ヴェゼル」をBEV(バッテリー式電気自動車)化した「e:NS1」「e:NP1」を発売した。だが、将来ビジョンの本命は2013年以来電動化で同盟関係を築いてきた米ゼネラルモーターズ(GM)との協業にある。すでに2024年にGMとプラットフォームを共有するBEVを発売する計画を公表済みだ。 世界各国の自動車メーカーがこぞってBEVの新商品を投入している中で2024年に本格攻勢というのは一見遅いように感じられるかもしれないが、スピード感については実は大きな問題はない。現時点