デモで物事を解決しようとする韓国人の心理を探る。「ごめんね。立花さん。来週の木曜日なんだけど、急用が入っちゃって。ランチの約束、延期してもらってもいい? せっかく誘ってもらったのに、ほんとにごめんね」 とある土曜日、同じ市内に住む日本人ママ友から連絡が入った。別に何の変哲のない日常会話である。 しかし、その当日の夜から翌日の朝にかけて、ネットニュースには「彼女の急用」だったと思われる出来事が報道されていた。「あ、もしかしてこれだった?!」 日本語の記事を読みながら、ひょこっと立ったフラグを回収するために、次週は絶対に彼女と会おうと心に決めていた。「旧統一教会信者、ソウルでデモ“宗教弾圧反対”」