安倍晋三元総理が奈良市で銃撃されて亡くなるという衝撃的な事件からまもなく2カ月が過ぎようとしています。メディアでは現在も関連報道が続いていますが、その方向性を私は憂慮しています というのも、「この政治家は統一教会と関係があるかないか」ばかりになってしまっているからです。「この政治家は献金を受け取った」「教団のイベントに祝電を送った」「世界日報の取材を受けた」という具合に、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係がちょっとでもあったらアウトと言わんばかりに、まるで魔女狩りのようになっています。 今回の事件を契機として、政治と宗教とをしっかり切り離すということ自体はよいことだと思います。“霊感