今日のような動乱の時代には、英国の保守党を運営することは英国自体を運営するのと同じくらい難しい。 同国では9月5日、6年間で4人目の首相が誕生する。 国民が見守るなか、ざっと16万人の保守党員が投票を行い、リシ・スナク氏かリズ・トラス氏のどちらかがダウニング街10番地(首相官邸)のカギを手に入れる。 党首選に勝った人――足元ではトラス氏が優勢に見える――は、まさに混乱の極みにある国と、与党の地位を維持しながら3人の党首のクビを切った党を引き継ぐことになる。 この記録は、信頼感を醸成する類いのものではない。 これは不安を覚える原因になる。保守党主導の政権が12年続いてきた後、英国はインフレの発作
英国はどんなタイプの首相を手に入れるのか?
リシ・スナクvsリズ・トラス、保守党党首選で決まる次の首相
2022.8.24(水)
The Economist
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