昭和天皇の言葉を借りるなら、ウクライナでの戦争は「必ずしも好転せず」、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に有利な方向へ傾かなかった。 戦争によって、フィンランドとスウェーデンは北大西洋条約機構(NATO)の保護下に駆け込んだ。 ウクライナのナショナリズムが深まり、プーチン氏の専制に代わる政治体制としてウクライナが示す民主主義が強まり、ロシアのエネルギーを購入していた顧客がよそに目を向けるようになった。 また、戦争は眠れる巨人ドイツをつつき、ロシアにとって最高のパートナーにして最悪の敵でもあった国を目覚めさせた。 プーチン氏の戦争行為は、ドイツを同氏の悪夢に変えるきっかけになるかもしれない。結