2019年に公開され各映画賞を総なめにした『新聞記者』のように、日本では小説や映画、ドラマなどには見受けられるものの、“実際にあった事件をモチーフにした歌”というのは、現在ではほとんどありません。 高度なマーケティングによって動いている現代日本の音楽界では、こうしたいわゆる“社会派”な歌は、売れる可能性が狭まるためか、少なくとも日本のメジャー・アーティストに於いては書きたくても書けない、オトナの事情はあるでしょうが・・・。 しかし実はコレ、洋楽の世界ではかなり昔から現在に至るまで結構たくさんあるんです。 事の大小に関わらず、それぞれのアーティストの心を揺さぶった実際の事件を取り上げ、「皆さん、