7月以降、「米議会の女帝」ナンシー・ペロシ下院議長(82)の台湾訪問(計画)を扱う米メディアの騒ぎようは尋常ではなかった。 行けば、乗っている専用機は中国人民解放軍のミサイルで撃ち落とされるかもしれないなどといった憶測まで出た。 連日のように中国政府・軍スポークスマンが「過ちの代償は払わせるゾ」と脅していたからだ。 ジョー・バイデン大統領までが「軍は(ペロシ氏の訪台に)反対している」と記者団とのやり取りで呟いたことから「妖婆・佩洛西*1」は国際舞台のホットな役者として脚光を浴びてしまった。 ペロシ氏が台湾の土を踏み、翌日ソウルに向かって立つまで何が起こったのか。 米中メディアのカッカした報道は