宇宙で中国の存在感が高まっている。2022年秋には独自の宇宙ステーションを完成させる予定である。 予定通りに完成すれば、中国は独自に宇宙ステーションを保有する国として、旧ソ連(サリュート1971年)、米国(スカイラブ1973年)に次いで史上3番目となる。 中国の宇宙ステーション(CSS:Chinese Space Station)は、質量がわずか80~100トンで、既に退役したロシアの宇宙ステーション「ミール」のサイズと質量に近い。 一方、国際宇宙ステーション(ISS)はフットボール競技場サイズで、重量約420トンの巨大宇宙ステーションである。 中国の開発関係者は「規模でISSと競争するつもり